金沢ふるさと偉人館

金沢ふるさと偉人館は、金沢ゆかりの「近代日本を支えた偉人たち」を展示する博物館です。               【旧偉人館雑報】 https://www.kanazawa-museum.jp/ijin/blog/index.html

金沢ふるさと偉人館

金沢ふるさと偉人館は、金沢ゆかりの「近代日本を支えた偉人たち」を展示する博物館です。               【旧偉人館雑報】 https://www.kanazawa-museum.jp/ijin/blog/index.html

マガジン

  • 渋沢栄一と金沢の偉人

    大河ドラマ「青天を衝け」に便乗して、渋沢栄一と関わりの深い金沢の偉人とその逸話について紹介します。

  • 令和6年度企画展

    金沢ふるさと偉人館令和6年度企画展に関する記事です

  • 雑報

    日々のアレコレ

  • 開館30周年記念(2023)

    令和5年の金沢ふるさと偉人館開館30周年記念展示・イベント情報を更新していきます。

  • 令和4年度企画展

    金沢ふるさと偉人館 令和4年度企画展を紹介します。 前期:「中西悟堂 まぼろしの野鳥図鑑」 後期:高峰譲吉没後100年展「Try, Try Again!」

記事一覧

『近代を拓いた金沢の100偉人』刊行

【生存報告】特別展ご来場ありがとうございました

【終了】講演会「木村栄でつなぐ過去と未来の天文学」

特別展紹介(下) 天地人―木村栄がつなぐ天文学―

特別展紹介(上) 天地人―木村栄がつなぐ天文学―

キセキの世代⁉明治六年組の軌跡 企画展紹介

『近代を拓いた金沢の100偉人』刊行

ご無沙汰しております。 長らく雑報を更新できなかった原因もとい理由をようやく公表できます。 北國新聞社より『近代を拓いた金沢の100偉人』という本が刊行されました。 タイトルにもある通り、金沢の偉人をテーマとした本ですので、偉人館も執筆(新聞社と共著)で協力しております。 その結果、ここ数ヶ月間、調査と執筆作業に手を取られてまったく雑報を更新できなかった…という言い訳を一応しておきます。 北國新聞社は過去にも『風雪の碑 : 現代史を刻んだ石川県人たち』(1968)、『ほ

【生存報告】特別展ご来場ありがとうございました

9月の雑報で と書きましたが、本日で特別展「天地人―木村栄がつなぐ天文学―」も会期終了でございます。 9月末以降、のっぴきならない理由で執筆時間がまったく取れなかったわけですが、その理由は来月にはお伝えできるかと思います。 とにかく 「そろそろ本格的に再開していきます!(本当に!)」 などと本気で思っていたお前の姿はお笑いだったぜと過去の自分も嘲笑したくなりますが、今年度はまだまだイベントがありますよ~ ということをとりあえずお伝えしておきます …もう本当、体が二つ

【終了】講演会「木村栄でつなぐ過去と未来の天文学」

前回は開催中の特別展「天地人―木村栄がつなぐ天文学―」の見どころ紹介を行いました。 今回は今週末に開催される記念講演会についてご紹介します。 木村栄でつなぐ過去と未来の天文学 【日 時】9月23日(土祝)13時00分~15時30分(12時30分開場) 【場 所】金沢歌劇座 大集会室 (金沢市下本多町6番丁27番地) 【参加費】一般500円 高校生以下無料 【定 員】250名 電話(076-220-2474)にて申込受付中! タイトルが特別展とややこしいですが、こちらは木村

特別展紹介(下) 天地人―木村栄がつなぐ天文学―

(上)では特別展のテーマとタイトルについて述べてまいりました。 木村栄でつなぐ「地域」「時間」「人」 壮大な天文学の世界 このふたつを展示空間で表現していくことが、今回の展示コンセプトだったわけですが、今回は展示構成と展示資料について紹介していきましょう。 1.展示構成今回のタイトル「天地人」に即して 「天 金沢―天文学の夜明け」 「地 水沢―緯度観測所の挑戦」 「人 木村栄―受け継ぐ者たち」 という三章構成となっています。 「天」の舞台は、金沢。 ・近世加賀藩における西

特別展紹介(上) 天地人―木村栄がつなぐ天文学―

当館は平成5年(1993)に開館してから今年で30周年を迎えます。 開館当時は5名(高峰譲吉・木村栄・三宅雪嶺・鈴木大拙・藤岡東甫)だった偉人も今では38名という大所帯になりました。 後期企画展は開館30周年を記念して、オープニングメンバー(初期メン)である木村栄をテーマとした特別展「天地人―木村栄がつなぐ天文学―」を8月5日(土)から11月26日(日)まで開催中です。 …いや、はじまって一か月以上経過しとるやないかーい ハイ…スミマセン… 最近更新が滞りまくりの雑報でし

キセキの世代⁉明治六年組の軌跡 企画展紹介

明治三年の奇跡― いわゆる「加賀の三たろう」こと鈴木大拙・西田幾多郎・藤岡作太郎、そして天文学者の木村栄が明治3年(1870)生まれであることから、”奇跡の世代”として、このように呼ばれています。 一方、実はあまり知られていないけれども、近代という時代を通して特に多くの偉人を輩出した年があります。 それが、明治6年(1873) 社会では福沢諭吉たちが結成した明六社・明六雑誌が有名ですが、この年の金沢では、後に日本各地で活躍する偉人たちが誕生しました。 その数はなんと最