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雑報

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遺品里帰り展―八田與一が遺したもの(下)

遺品里帰り展―八田與一が遺したもの(下)

前回は八田與一の業績について紹介しましたが、今回は筆者が昨年現地に赴き、実際に聞いた「與一が遺したもの」について紹介していこうと思います。

昨年台湾で催された八田與一墓前祭に参加するため、筆者は八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会さんなど墓前祭参加者の人々とともに台湾に赴きました。
(去年雑報に体験記を上げるはずが多忙すぎて断念…)
墓前祭当日までの間、台湾の博物館や八田與一にかかわる施設・史蹟など

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遺品里帰り展―八田與一が遺したもの(上)

遺品里帰り展―八田與一が遺したもの(上)

偉人館では今週末(10月6日)まで、八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会さんとの共催展示「八田技師遺品里帰り展」を開催中です。
開催初日(9月21日)からは3日間にわたり、八田與一が主役の映画『パッテンライ!!~南の島の水物語~』の上映会を開催しました。

当館では常設展示で顕彰している土木の偉人・八田與一(1886-1942)。
最近では当館で扱っている偉人の中でも、泉鏡花や西田幾多郎らと並んで全国

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別れの季節―偉人館中興の祖・増山副館長ご退職―

別れの季節―偉人館中興の祖・増山副館長ご退職―

みなさまご無沙汰しております。
年明けからわちゃわちゃと業務をこなしておりましたところ
(…あれ?雑報更新しとらんな…?)
と気づいたのは3月下旬でございました。一回書く習慣がなくなるとダメですね……。

そして本日は令和5年度最終日!
娑婆は29日(金)でご退職や転職、異動という方も多かったのではないでしょうか。
月曜休館の偉人館は本日が年度ラストになります。

そして、本日付で24年間偉人館に

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【報告】偉人館の近況と今後につきまして

【報告】偉人館の近況と今後につきまして

この度、令和6年能登半島地震で亡くなられた皆様に、深く哀悼の意を捧げます。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をご祈念申し上げます。

令和6年能登半島地震より10日目。
能登半島をはじめ、県内各地や富山・新潟など他県でも多くの被害が確認されています。
金沢ふるさと偉人館は現在、収蔵品や建物設備点検を終え、6日(土)から開館を再開しております。

情報は旧Twitte

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『近代を拓いた金沢の100偉人』刊行

『近代を拓いた金沢の100偉人』刊行

ご無沙汰しております。
長らく雑報を更新できなかった原因もとい理由をようやく公表できます。

北國新聞社より『近代を拓いた金沢の100偉人』という本が刊行されました。

タイトルにもある通り、金沢の偉人をテーマとした本ですので、偉人館も執筆(新聞社と共著)で協力しております。
その結果、ここ数ヶ月間、調査と執筆作業に手を取られてまったく雑報を更新できなかった…という言い訳を一応しておきます。

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【生存報告】特別展ご来場ありがとうございました

【生存報告】特別展ご来場ありがとうございました

9月の雑報で

と書きましたが、本日で特別展「天地人―木村栄がつなぐ天文学―」も会期終了でございます。

9月末以降、のっぴきならない理由で執筆時間がまったく取れなかったわけですが、その理由は来月にはお伝えできるかと思います。
とにかく

「そろそろ本格的に再開していきます!(本当に!)」

などと本気で思っていたお前の姿はお笑いだったぜと過去の自分も嘲笑したくなりますが、今年度はまだまだイベント

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ぶらり奥州の旅(後編)

ぶらり奥州の旅(後編)

えーっと、前回の更新が2022年12月28日で、今日が………
4が月と10日ぶりの更新となりました偉人館雑報でございます。

連載モノの途中で止まるんじゃないよ!!!

大変失礼いたしました…
本当は新年早々に更新するつもりだったので、新年度早々にズレたということで何卒…

前回は奥州市立図書館さん、後藤新平記念館さんを見学し、いよいよ国立天文台水沢VLBI観測所に到着しました。

この観測所こそ

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ぶらり奥州の旅(前編)

ぶらり奥州の旅(前編)

本日12月28日は、偉人館今年最後の開館日です。
…年末はバタバタしている内にあっという間にやってきてしまいますね。

さて、今回は先月行ってきた東北は岩手の旅(勿論出張でですが)の模様をお届けいたします

関東での用事を終えて、そのまま東北新幹線と東北本線を乗り継ぐこと数時間、やってきたのは岩手県奥州市。
ここは、「Z項」の発見で知られる天文学者・木村栄が所長を勤めた「臨時緯度観測所」(現・国立

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【雑報】高峰譲吉と三宅雪嶺の墓参り

【雑報】高峰譲吉と三宅雪嶺の墓参り

先日会期終了した高峰譲吉没後100年展の資料返却に併せて、茨城県の流通経済大学さん(龍ヶ崎キャンパス)にある三宅雪嶺記念資料館と青山霊園の高峰譲吉墓所と三宅雪嶺墓所に行ってまいりました。

三宅雪嶺記念資料館流通経済大学に三宅雪嶺の記念館…🤔
雪嶺って茨城にいたっけ…?

となる方もおられるかもですが、実は流通経済大学名誉教授の故・三宅立雄先生は三宅雪嶺のお孫さんにあたり、その好で流通経済大学さ

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持明院の妙蓮 2022

持明院の妙蓮 2022

多頭蓮(たとうれん)という言葉を聞いたことはありますか?

多頭、つまり複数の頭を持つ蓮…というと、なんだか八岐大蛇とかケルベロスみたいなのを想起しますが、まさにその通り。

県の天然記念物にも指定されている妙蓮は多頭蓮の一種で、国内で見ることができるのは金沢の持明院(蓮寺)と滋賀県守山市の近江妙蓮公園の2か所だけ。
とても珍しく、貴重な種であることがよく分かります。

で、なしてその蓮のことにつ

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偉人館でつながるご縁-山本良吉と藤岡作太郎-

偉人館でつながるご縁-山本良吉と藤岡作太郎-

偉人館に届いた一通の手紙。
それは偉人のご遺族からのものでした。

偉人館のテーマは「近代日本を支えた偉人たち」ということで、明治~昭和期にかけて活躍した金沢ゆかりの偉人たちを広く展示・顕彰しています。
同時代を生きていた関係で、生前交流の深かった偉人たちも少なくありません。

特に「明治三年の奇跡」のコーナーの偉人たち―北條時敬・鈴木大拙・藤岡作太郎・西田幾多郎・井上友一・山本良吉―は、石川県専

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八田與一の通学路を歩く

八田與一の通学路を歩く

先日5月8日は、八田與一の命日でした。
八田與一は昭和17年(1942)5月8日、客船「大洋丸」でフィリピンに向かう途中、アメリカの潜水艦の攻撃を受けて殉職します。今年は没後80年の節目となります。

例年この日は台湾にて八田與一慰霊祭が執り行われ、日本からも関係者が参列していたのですが、ここ数年のコロナ禍により渡航は控え、今年は金沢ふるさと偉人館の庭にある八田與一胸像の前で慰霊祭が執り行われまし

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休館延長&企画展終了のお知らせ

休館延長&企画展終了のお知らせ

ここ3週間の出来事―
(先月)8月22日まで臨時休館!
「まだだ!まだ会期は一週間残されている!」
(今月頭)まん延防止発動!!8月31日まで休館延長!!
「…9月12日…延ばせるギリギリぶっちぎりまで会期延長だァ!!」
(本日)9月12日まで休館延長!!!

タイトルにある通り、臨時休館期間の延長に伴い、企画展「徳田秋聲生誕150年記念『光を追うて』に見る金沢-徳田秋聲と桐生悠々-」は会期を終了

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【雑報】偉人館隠れ?スポット

【雑報】偉人館隠れ?スポット

おはようございます。
東京は猛暑日を記録したようですが、金沢は昨日より比較的涼しい日が続いております(ムッシ暑いですけど…)。

さて相変わらず休館中の当館ですが、今回は休館日でも観覧できる偉人館の”庭”をご紹介。

…え?庭あるの?とたまに聞かれるくらい影薄い庭ですが、実は結構見どころ盛りだくさんなんです。特に多いのが「近代バイオテクノロジーの父」こと高峰譲吉関係。
ということで今回は庭にある高

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